こんにちは。きたはちです。
私は2019年東日本豪雨のときに災害ボランティアセンターで働いていました。
大雨による浸水は毎年起こっていますよね。
大雨に備えて何ができるか事前に知っておくことで対策をしましょう。
今回は、大雨が降る前と降ったあとにどこからどんな情報を得ることができるかをまとめました。
大雨が降る前に情報収集する方法
ハザードマップ

ハザードマップはほぼ全ての自治体(市役所や町村役場)のホームページで見られます。
ハザードマップなんて普段見ませんよね。
大雨がくる前に一度見ておいてください。
川から1km以上離れていても浸水想定区域入っているところもあるんですよ。
最近ではハザードマップに入っていないところでも内水氾濫といって低い土地に雨水がたまって浸水する可能性もあります。
また、一番近くの避難所がハザードマップに入っている可能性もあります。
大雨がきたらどこに行くか、事前に決めておくのが対策の1つめです。
テレビ

多くの人に広く早く伝えるにはやはりテレビです。
大雨の予報が早く正確に知れるのがテレビの天気予報です。
文字だけで「大雨が降るので事前に対策をしてください」と目にするより、映像で見たほうが緊急性を感じますよね?
当たり前のことですが、天気予報を見る癖をつけて情報収集をしましょう。
自治体の防災無線

避難情報は自治体の防災無線が一番先に流されます。
防災無線といっても大雨のときはどうしても聞き取りづらいですよね。
防災無線はほとんどの自治体でホームページでも閲覧できるようになっています。
正確な情報をつかんで早めの非難を心がけましょう。
自治体のTwitterがあれば情報を得ることもできます。
近隣河川のライブカメラ

河川のライブカメラは都道府県のホームページで見られます。
近くの川が氾濫したら大量の水が襲ってきます。
川を見に行きたい気持ちもわかりますが、大雨のときに川を見に行くのは大変危険です。
どうしても気になる場合は河川のライブカメラを見ましょう。
10分おきの更新ですが、ある程度の目安にはなります。
大雨が降ったあとに情報収集する方法
道路鉄道などの交通情報

大雨が降ったあと、家が大丈夫なら出勤や通学などで家を出なければいけませんよね?
鉄道の運行状況はいろんなところで見られますが、大雨によって通行止めになってしまった道路は市区町村か都道府県のホームページやSNSで調べます。
細かい下道の情報となると一番早いのは自治体の情報になります。
市区町村によっては独自の地図システムに通行止め箇所を掲載している自治体もあります。
東京都であれば有事のときは日本道路交通情報センターのサイトでも通行止めの情報を提供するようです。
市区町村のTwitter

市区町村にTwitterのアカウントがあれば避難所、飲み水、入浴施設など様々な情報が流れてきます。
普段からフォローしておきましょう。
ケーブルテレビ
地域のケーブルテレビなら市区町村の細かい情報を流してくれます。
通行止めの情報や入浴、ごみの捨て方も案内してくれます。
映像を通して状況をより把握することができますよ。
おすすめしない情報収集
自治体の代表電話

大雨のあとは自治体が混乱している可能性があるので代表電話にかけるのはあまりおすすめしません。
本来担当ではない部署に電話を回されてしまうこともあります。
自治体であれば畑のことは農政課、道路のことなら道路課など各課の直通電話にかけたほうが正確な情報を得ることができますよ。
各課の担当部署であれば早く本題につなげることができます。たとえ本来の担当でなかったとしても、正職員の人が対応する可能性が高いので適切な部署を案内してくれるかもしれません。
全国向けのメディア
鉄道や高速道路の状況は全国向けのサイトでも載っていますが、詳細な情報となると市区町村が一番詳しい情報を提供してくれます。
全国向けのメディアにしても結局情報源は自治体ですから、自治体からの直接の情報を頼りにしたほうがよいでしょう。
まとめ
大雨が降るときにどこからどんな情報を得るか知ってておくと、早めの行動につながります。
基本的には自治体やケーブルテレビなどの身近な情報源が頼りになります。
浸水しないのが一番ですが、トラブルを複雑にしないためにもどこから情報をえるか事前の対策として知っておきましょう。
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