【浸水対策】泥出し、水出し作業に役立つ道具と服装とは?

浸水の前からできる

こんにちは。きたはちです。

災害ボランティアセンターで働いていた経験があります。

住宅が浸水してしまったとき、どんな服装で、どんな道具を使って作業をするといいと思いますか?

浸水が起きてしまってから道具や服装をそろえるのでは間に合いません。

作業するときの道具や服装をそろえられるものからそろえておくましょう。

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泥出し、水出し、片付け作業に必要な服装とは?

イラスト/きたはち

長そで・長ズボン

けが防止のために、なるべく長そで、長ズボンを着用しましょう。

通気性、撥水性に優れた登山ウェアなどが便利ですよ。

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浸水した水には雑菌が多く、傷口から破傷風やその他の感染症になるおそれがあります。

どうしても暑ければ半そでシャツでも仕方ありませんが、ズボンは長ズボンにしましょう。

帽子

ケガや直射日光から頭を保護するために帽子は必要です。

なければタオルを代用してください。

長靴

浸水のときには相当な都市部でない限り、水だけでなく、泥も運ばれてくる場合がほとんどです。

泥出し作業のときは長靴が必要です。

クギなどを踏み抜いてしまう恐れがあるため、足底が鉄板入りのものだと安心です。

ちなみに避難のときには、もし膝くらいまで浸水していたら、長靴よりも、脱げにくいスニーカーがいいとされています。

マスク

浸水した水にはニオイがあります。

また、乾いてくると粉じんをまき上げます。

ニオイや粉じん予防のためにもマスクは必要です。

新型コロナウィルス感染予防のためにもあったほうがいいですよね。

ただ、息苦しくなったり、暑すぎたりする場合にはこまめに外して休んでください。

ゴム手袋、軍手

浸水して濡れたものを運び出すためには、軍手よりもゴム手袋の方が有効です。

ゴム手袋の中に軍手をするとムレも多少抑えられます。

水分など

泥出し、片付け作業のときは時間を忘れて続けてしまいがちですが、こまめに水分を取ることも必要です。

熱中症予防のアメやタブレット、首に巻き付けるタイプの保冷剤などもあるといいでしょう。

夏場だけ心配すればいいと思われがちですが、冬場も脱水症状になる危険があるので、水分はいつも用意しておきましょう。

その他

粉じんや薬剤散布のときのために作業用ゴーグルがあるといいです。

ホームセンターで200円くらいで購入できます。

床下の様子を見るために懐中電灯LEDランタンヘッドライトもあるといいでしょう。

住宅の水出し作業に必要な道具

ここからは作業に必要な道具を紹介します。

ホース、高圧洗浄機

浸水して住宅に入ってしまった泥は、断水していなければ水で洗い流しましょう。

しかし、高圧洗浄機は断水していたら使えません。

断水していなくても停電していればバッテリー式の高圧洗浄機でないと使えませんので気をつけてください。

屋内で水をまいた場合は、必ず乾かすようにしてください。

しっかりと乾かさないと壁や床下にカビが生える可能性があります。

水切りワイパー(スクイジー)

水で洗い流したら、住宅の外に泥をかき出します。

水切りワイパー(スクイジー)があると便利です。

普段は窓ふき、窓掃除に使えますよ。

細かいところは雑巾で拭き取り、最後にハイターなどで消毒をします。

泥出しに必要な道具

スコップ

泥出しに必要な道具はスコップだけではありません。

壁の間や床下など狭いところの泥をとるには小さいものもあったほうが便利ですが、最低限、剣スコップだけでもあったほうがよいでしょう。

角スコップ

角スコップは平たいところから泥をすくい上げて、そのまま一輪車などに積むときに便利です。

狭いところの泥をとるときや土のう袋に詰めるときには向きません。

剣スコップ

剣スコップは積み上げた泥を土のう袋に詰めるときに便利です。

用途は広く使えますが、角スコップよりはたくさんの泥がすくえません。

また、本来は土を掘る用途なので、角スコップよりも重く作られています。

運搬用一輪車(ねこ車)

一輪車は泥や泥を詰めた土のう袋を運び出すのに便利です。

でこぼこした道を通るとタイヤがパンクするので、余裕があればノーパンクタイヤのものにしましょう。

土のう袋

災害ボランティアセンターで一番足りなくなって困ったのが土のう袋です。

土のう袋はホームセンターで1枚20円ほどで売っています。

私が経験した浸水の地域では、泥をそのまま道路の邪魔にならないところに置いておけば自治体が回収してくれましたが、乾燥して粉じんが舞い上がるおそれもあるので「土のうに詰めておきたい」という方も多かったです。

浸水した泥の取り扱いについては、自治体や浸水の規模によって対応が異なります。

土のうかご、穴あきバケツ

イラスト/きたはち

泥を土のう袋に詰めるときに困るのが、支えがないので詰めにくいことです。

そこで穴あきバケツ(底が抜けたバケツ)や土のうかごを土のう袋の口に立てて置いておくと一人でも作業がしやすいです。

土のうかごはプラスチック段ボールを適当な大きさに切ればできます。

角が丸いと取り扱いやすいです。

まとめ

泥出し、水出し、片付けの時の服装は、けがと感染予防に充分気をつけたもの

水出しに必要なのは、高圧洗浄機や水切りワイパー

泥出しに必要なのは、スコップ、一輪車、土のう

この記事ではこれらのことを覚えておいてください。

浸水の作業を危険のないようにするため、道具や服装をそろえることも浸水対策の一つです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。

・参考:「水害があったときに」震災がつなぐ全国ネットワーク

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プロフィール
このサイトの管理人
きたはち

2019年東日本豪雨のとき災害ボランティアセンターで働いていました。
社会福祉協議会の勤務は4年半。浸水した住宅へ訪問することから運営資金の確保まで行っていました。浸水した住宅に行ってボランティアをしたこともあります。当時の経験をもとに今後起きるであろう災害のためにできることがないかと思いこのサイトを立ち上げました。

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